Vo.1 [Steve Jobs -The Exclusive Biography- スティーブ ジョブズ Ⅱ]

こんにちは🌞

今日から始まりました

「"fav" bookclub」館長のBINKYです🌛


book club(ブッククラブ)とはおそらくアメリカで始まった

愛読家たちの任意団体の集まりの総称で、

つまりは本好きの人の集まりだよってことです✨

しかしbook clubとはいうものの会員は、館長の私ひとりで、

館長とか言っちゃってるもんだから、図書館のように勝手に位置付けています。


このブログでは、館長の読んだ本の感想などを勝手に書いていく。

ただそれだけのブログ。

とりあえず、しばらくは独り言のようになるでしょう✨


では本題に入ります。

記念すべき第一冊目は、数多く読んだ書籍の中でもナンバーワンの読み返しを誇り、

私の人生にとって、なくてはならない書籍


[Steve Jobs -The Exclusive Biography- スティーブ ジョブズ Ⅱ]


そう、もうトランプでいうところの切り札のジョーカーを出しちゃう感じ。


この本が好きな理由は、Appleという会社が大好きで、Apple製品が大好きで、

スティーブ ジョブズという世界を変えた男が大好きでたまらないからだ。

でもなんで[Steve Jobs -The Exclusive Biography- スティーブ ジョブズ Ⅰ]ではなく

こっちなのか?


この書籍2巻の構成、1巻がジョブズの子ども時代からトイストーリー発表まで、

2巻がAppleへの返り咲きから最期の時まで。

ジョブズの一生はいろんなところで語られるようなものも一部は正しいが

だいたいが間違ってたり美化されすぎている。

この書籍も全部が正しくないだろうけど私は好きなのだ。


特に2巻からは自分が創業した会社をクビになった10年後にCEOとして返り咲き

あと90日で倒産と言われた会社を世界一の会社へと導いた軌跡が描かれている。

つまりわかりやすいサクセスストーリーが好きなのだ。


このbook clubでは紹介する書籍から好きなワードや場面を紹介したり総合評価などしていこうかと思う。


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『正しいのは彼だ。』

これは、アップルストアを立ち上げた時に相談役だったロン ジョンソンに言った言葉。

アップル製品の特徴を説明できるだけの知識もなければ

そうする動機も持たない販売員が「気にかけるのは50ドルの売り上げ報奨金だけ

と考えたジョブズがただスペックを読み上げるようなかたちで

売られているのが我慢できなくなって、アップルストアを立ち上げようとジョブズは考えた。


アップルキャンバスの近くに倉庫を借りてアップルストアのプロトタイプ(試作品)の

店舗をつくり6ヶ月もかけて、さあ完成だ!というところで

夜中に目を覚ましたロン ジョンソンは店舗の重要な間違いに気づいて寝れなくなってしまった。

店内はアップルの製品後ごとに展示されていたが、

その当時ジョブズは新しいコンセプトを打ち出そうとしていた。

さまざまなデジタル活動のハブにコンピュータを位置付けようとしていた。

つまりカメラの動画や静止画をコンピュータでいじる、そのうち音楽プレイヤーや音楽、

あるいは書籍や雑誌もコンピュータで取り扱うようになるかもしれない、と。

ひとりブレインストーミングをした後でた答え

"製品ごとに店内に配置するのではなく「人々がしたいであろうこと」を中心に配置したほうがいい"


ミーティング前に朝早く出社しジョブズのオフィスで店舗の構成を

変えるべきだと進言したらジョブズは爆発する。

「貴様、それがどれほどの大きな変更かわかっているのか?!!

6ヶ月も必死こいてやってきたのに、それを全部ぶんなげようというのか!!!」

ところが、ふっと静かになり

「疲れたよ。もうひとつ、最初から店舗の設計なんてできる自信がない。」

ロン ジョンソンは何も言えなかった。ジョブズも口を開かせない。

ミーティングを行うため、プロトタイプの店舗に向かう途中、

彼に対してチームのメンバーに対しても口を開くなと命じた。

7分間の移動は静寂のうちに行われ、到着した時ジョブズの心は決まっていた


「ロンが正しいのは明らかだった」

ミーティングの冒頭、ジョブズはこう宣言しロン ジョンソンを驚かせた。

我々は根本的な間違いを犯しているとロンは主張している。

製品を中心にするのではなく、人々がしたいであろうことを中心に

レイアウトをすべきというのが彼の考えだ。」

すこし間をおいてジョブズは続けた。

「正しいのは彼だ。」


この大きな決定で、アップルストアのオープンは約4ヶ月遅れた、

しかし「正しくやれるチャンスは1回しかない

完璧でないと気づいたものはやり直さなければならない。」

ジョブズがこう語るようにいままでも何度かそうゆう場面があった。

初代マッキントッシュの時も、トイストーリーのウッディが

あまりに嫌なキャラクターになってしまった時もそうだった。

よくない部分があった時、それを無視してあとで直せばいいというのはダメだ。

そんなのは他の会社がすることだ、と。


社外の評価はさんざん。

ビジネス ウィーク誌

「スティーブはそろそろシンク ディファレントはやめたほうがいいだろう」

Apple元最高財務責任者ジョーゼフ グラツァアーノ

「アップルの問題点は、クラッカーにチーズで満足している世界にキャビアを売って成長しようといまだに考えている点だ」

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予想は大外れ。

初年度、週あたりの来店数は5万人(ゲートウェイは週250人)
当時で単位面積あたりの売り上げ世界最高

1号店のオープンから10年後2011年
アップルストア世界317店舗、

平均来店者1店舗1週あたり1万7600人
1店舗あたり平均売り上げ3400万ドル

2010年度総売上高98億ドルに達した。


Appleをあまりよく知らない人、ジョブズのこともよく知らない人にも

こういった書籍を読んで楽しんでもらいたいな🌞

"FABRI" bookclub

不定期に "FABRI" bookclub館長 BINKYが 好きな本の紹介や感想を 好きかってに綴るブログ。

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